こんにちは。カホコ(@nohohon_blog)です。
「あゆうく一生懸命生きるところだった」(出版ダイヤモンド社)を読みました。
この本を一言で表現すると「競争社会で疲れた私たちに、自分らしく生きるヒントを教えてくれるもの」だと思います。
30代で独身。社会人10年以上。
今後の人生に悩んでいる私には、ひとつの考え方として読んでよかったと思える本でした。
この本を読んだきっかけは、悩みを知っている友人にすすめられたからで、
帯の有安杏果さんのコメント「人生に悩み、疲れたときに立ち止まる勇気と自分らしく生きるための後押しをもらえた」をみて、私の背中も押してもらえるかもと勇気の一歩を踏み出せそうな気がしたからです。
それでは、本の紹介します。
■ あやうく一生懸命生きるところだった ■
本の内容【自分なりの価値観を大切にしよう】
もくじ
- 今日から一生懸命生きないと決めた
- こうなりたくて頑張ってきたわけじゃない
- 一度くらいは思いのままに
- 生きていくって、たいしたことじゃない
- あやうく一生懸命生きるところだった
- さよなら、一生懸命の人生
この生き方で正しいのか?
引用「あやうく一生懸命生きるところだった」 ハ・ワン
もし、間違った方向に進んでいるのなら、今すぐ軌道修正せずにはいられない。
間違わずに、前に進めているか?
それを知るためにも、しばし立ち止まる必要があった。(P.7)
人生は一度きりです。時間も限られています。
体力によってはできることに制限もかかります。
もし、突然倒れて医師に余命を宣告されても、人生に後悔はない!と言い切れるかな…
個人的には、やって失敗したことよりもやらないであきらめた後悔の方が悔いが残ると思います。
結局、人生は“どう捉えるか” 理想通りにならなくても人生は失敗じゃない。人生に失敗なんてものはない。(P.216)
引用「あやうく一生懸命生きるところだった」 ハ・ワン
やり直したいと思うこと、何度もありました。
でもその結果も含めての今の自分なんですよね。
過去を否定したら今の自分、さらには未来の自分まで否定することになると思うんです。
今日の自分は昨日の自分からみたら未来の自分なので、今日の自分は前向きに楽しく人生を過ごせたらいいなって思います。(わかりにくいかな?笑)
切り替え上手になりたいですね。
人生で悩んだ時、心に響く言葉
なんとかなるさ。ケ~セラ~セラ~(P.26)
引用「あやうく一生懸命生きるところだった」 ハ・ワン
あまりにもつらく、耐えがたいならあきらめろ。あきらめたって問題ない。道は絶対、一つじゃないから(P.62)
失敗を認める勇気(P.66)
みんながよいというものが、はたして自分にとっても良いものなのだろうか?(P.114)
試しもせずにあきらめると、あきらめたことは心の片隅にずっと残り続けるから。僕らには挑戦する権利がある。(P.185)
人はそれぞれ、その人なりの速度を持っている。自分の速度を捨てて他人と合わせようとするから、つらくなるのだ。(P.205)
幻想を捨て、ありのままの今の姿を認め、愛しなさい。(P.237)
結果のために耐えるだけの生き方じゃダメだ。過程そのものが楽しみなのだ。(P.286)
まとめ
人生に悩んだ時に、ひとつの考え方として読みたい本。
一生懸命に生きることへの疑問や、一生懸命生きることをやめると決めてからの葛藤。
疲れたけど一生懸命生きることをやめる勇気が出ない私は、著者なりの考え方を教えてもらえました。
本を読み進めているうちに、私だったらどんな人生にしたいかな?と自分の人生を考え直すきっかけにもなりました。
無意識のうちに自分らしい生き方や自分なりの幸せを探すのをあきらめていたように感じます。
自分の価値観を知って、何が幸せかを改めて考えたいと思いました。
人生に悩んだ時って、誰にでも周りの激励の言葉や心配してかけてくれる言葉でも、悪いほうに解釈してしまうことがあると思うんです。
直接言われると反発してしまったり否定してしまうことでも、この本ならイラストや文字がゆるゆるした感じなのであっさり耳に入ってくるかもしれません。
最近疲れている方、このままの人生でいいんだろうかと悩んでいる方、自分と違う考え方を探している方、はたまた人生絶好調だと思っている方も、
いつどんな時に人生が不安になるかわかりません。
万が一の時の為にひとつの考え方として読んでみてもいいと思います。
以上、カホコでした!
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